バウヒュッテのスタンディングデスクとステッパーを組み合わせて使ってみた体験談
今回は自宅にスタンディングデスクとステッパーをそろえてみたので、使ってみた感想をご紹介します。
スタンディングデスクとは?
スタンディングデスクとは、文字通り「立ちながらデスクワークができるデスク」のことです。
米国シリコンバレーのgoogleやFacebookといったIT企業、北欧の先進的な企業ではスタンダードなスタイルとして定着しています。
人によって身長が異なるので、ちょうどいい高さに調整できるものも一般的です。
座りすぎによる早死にを減らせる
私がスタンディングデスクを導入したのは、デスクワークを短縮したいからでした。
ここ数年の研究によって、座りっぱなしの時間が長くなるほど肥満や糖尿病のリスクが上がり、メンタルヘルスも悪化し、寿命まで縮んでしまうことがわかっています。
2015年6月にはイギリス公衆衛生サービスからデスクワークの弊害を防ぐためのガイドラインが発表されています。
【イギリス公衆衛生サービスのガイドライン】
・少なくとも1日2時間は立つこと。これだけで総死亡率は下がる。
・最終的には立つ時間を1日4時間まで伸ばすのが理想。ここまでやれば健康リスクを最低限にまで下げられる。
・座り仕事が多い人は、定期的に立ってできる仕事に切り替える。スタンディングデスクを導入するのが理想
国家レベルでガイドラインが出されるほど、「座り過ぎの弊害」は問題視されています。
2009年のアメリカで行われた調査によれば、1日6時間以上イスに座っている人は早期死亡率が40%アップ。さらに、テレビを見る時間が1日3時間を超すと心疾患の発症リスクが64%も高まる、という結果がでています。
仕事の生産性アップ
スタンディングデスクとステッパーを組み合わせることで、全身の血流がよくなり脳に血がめぐり、集中力がアップする効能があります。
2016年 テキサスA&M大学の実験によれば、34人の高校生が24週間にわたってスタンディングデスクを使ったところ脳の実行機能とワーキングメモリが改善しました。
さらに、アリエル大学の実験では、50人の学生を①立った状態②座った状態 にわけました。そのうえで、ストループテストという注意力を計るテストをすると、立った状態の回答時間が短縮されました。
テキサス大学の実験では、コールセンターの従業員167名を2つのグループにわけました。
1.座りっぱなしで1日中作業する
2.高さを調節できる机を使って、立ったり座ったりしつつ作業をする
半年後は、スタンディングデスクを使ったグループは生産性が46%アップという結果になりました。
私の知人が働く某コンサルティングファームでも、数年前からスタンディングデスクを導入しています。スタンディングデスクでミーティングをすると時間が大きく短縮されるなど生産性が上がったようです。
私の選んだスタンディングデスク
購入にあたっては、こちらのウェブサイトで適切な高さを調べました。
http://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/standing-desk-height/
わたしは身長が184cあるので113cm以上の高さが必要なことがわかりました。
さらに、ステッパーの高さも踏まえて120cm以上の高さ調整可能な商品を探しました。
私は最終的に、Bauhutte(バウヒュッテ)の幅100cmのスタンディングデスクを購入しました。
・100cmという横幅がちょうどよいこと
・高さも120cmに対応していること
・他の人も使えるよう高さ調整も可能なこと
・引き出しがついているので便利
こういった理由から選定しました。
もうひとつ検討したのが、IKEAのスタンディングデスクです。
こちらは、白のシンプルなデザインでどんな部屋にも合いそうですね。
高さ調整ハンドルがついているので、バウヒュッテよりも調整が簡単かもしれません。
いろいろと調べてみましたが、現状ではこの2択かなと思います。
私の選んだステッパー
わたしはショップジャパンの健康ステッパーを購入しました。
・ステップ回数のわかるカウンター付き
・調整ノブを回せば運動量を調整できる
・コンパクトで置き場所に困らない
といった点で選んでみました。
他にも似た商品はありますが、強度調整がノブになっているものでこの価格帯は少なかったのでオススメです。
使ってみた体験談
じっさいにスタンディングデスクとステッパーを組み合わせて使ってみました。
このブログもスタンディングで書いています。
自宅でも作業モードに切り替えれる
ステッパーの上に乗ると、「さあ、作業をするぞ!」という気持ちに切り替わります。どうしても自宅だとダラダラとネットサーフィンなどをしてしまうので、予想していなかったメリットでした。
意外と作業が苦にならない
ステッパーがあると視線が上下して作業が難しいと思っていましたが、少しの運動なのであまり影響はありませんでした。強度を強くしすぎたり、可動範囲の広いステッパーだと作業は難しそうです。
ステッパーがないと疲れやすい
スタンディングデスクだけで立ちっぱなしだと、片方の足に体重が乗っかって少し疲労感がありました。逆にステッパーで動いていた方が足への負担のバランスが良いのか疲労感はありませんでした。
総評としては、これまでの座りながらの作業に支障がないので、このまま続けてみようと思います。これで健康リスクが防ぐことができれば良いですね。